やりがいのある安定した仕事に就きたい!という社会人や高校生に、いま看護師が人気です。読めば納得の人気理由を紹介しています。


看護師が人気な5つの理由


①喜びとやりがいを感じることができる


看護師のやりがい

看護師は、病気や怪我を抱えている患者さんにとって一番身近な存在です。

人の生命に関わる仕事ですので、常に緊張感を持って働かなければなりませんが、患者さんに寄り添い、回復のお手伝いをすることで「ありがとう」と感謝され、喜びややりがいを感じることができるとても素敵な仕事です。 患者さん本人だけでなく、患者さんのご家族にお礼の言葉をもらうこともありますし、お世話をしている患者さんの笑顔や元気になった姿を見て「人の役に立っている」と心から感じられます。

もちろん、責任感や使命感を持って働くことが何よりも大切です。

看護師の仕事は、医療に携わるための技能や知識の専門性が高く、喜びとやりがいを感じながら常に成長し続けることができる仕事です。


看護師は国家資格


②何といっても国家資格!


看護師(正看護師)になるには、看護系の学校(大学や専門学校)で専門の教育を受けた後に、看護師国家試験に合格しなければなりません。 最近は男性の看護師の比率も増えてきており、男女を問わず、国家試験に合格すれば生涯に渡って働くことができる安定した職種と言えます。

また、年々看護学校に通う社会人の比率も増えてきています。 子育て中の主婦の方シングルマザーの方、転職を考えている社会人の方が会社を退職して看護学校に通ったり、仕事をしながら看護学校に通うなど、30代、40代、50代の方でも看護師を目指される方が増えてきています。 ※まずは准看護師を目指される方もおられます。



③看護師は専門性が高い職種


看護師になるには、大学や看護学校で3年~4年の専門の教育を受けた後に、国家試験に合格しなければなりません。 看護師になると、

経験を積むためにまずは病院(大学病院・入院施設を持つ病院・入院施設を持たない病院など)に勤務することが一般的です。

仕事内容としては、医師の診察をサポートし、指示に従って各種検査や注射、点滴処置などを行います。 病棟勤務では患者さんの入院生活のお世話を行います。 患者さんや家族の方とコミュニケーションを図りながら、患者さんの健康状態に気を配り、食事や排せつ・入浴の補助、検温や移送、リハビリ、記録など・・・たくさんの業務を行います。

また、病棟勤務では避けられないのが夜勤(当直)ですが、夜は病室の見回りや呼吸器、心電図のモニターチェックなどもあります。 体位の交換が必要な患者さんやナースコールで突然呼びだされたり、様態が急変する患者さんもいますので、静な夜でも気は抜けません。

このように、看護師の仕事は多岐に渡ります。 医療の高度・専門化が進んでいる近年では、看護師の仕事も専門性が求められ、医療現場においては、重要な役割を担っています。


さらに、看護師になってからのキャリアアップとしては、例えば(公益社団法人)日本看護協会では、特定の医療分野において熟練した看護技術や高い知識を身につけている方に対して「認定看護師」の資格制度があります。 この他にも、「専門看護師」や「認定看護管理者」という資格制度も設けられています。

※認定看護師制度は、1995年に発足。 「救急看護」と「皮膚・排泄ケア」の分野で最初に養成が始まり、2016年7月現在、認定看護師の分野は21種類に増え、全国で約1万7,500人が活躍しています。
※専門看護師は、2015年12月現在、11分野で約1,700人が活躍しています。
※認定看護管理者は、2016年7月現在、2,983人が認定されています。
(すべて日本看護協会より引用)

このように、看護師はとても専門性の高いプロの職種です。



④収入や需要が高く、ライフスタイルに合わせて働くことができる


看護師は安定した職種

看護師は、夜勤手当や休日手当、残業手当などの各種手当が付くことで、給与(給料)は、一般の民間企業の方より高めです。 もちろん、実務の経験年数に応じて年収も上がりますし、勤務先を変えることにより給与もアップしやすい職種と言えます。

また、実務経験は必要ですが、例えば、入院施設のない地域の病院や地元のクリニック・医院に勤務することで、日勤のみで働いたり、あるいは、総合病院では専従という働き方で、夜勤のみで働いたりもできます。 子育て中の方などは、パートで一定時間だけ働く看護師さんも多いです。

結婚や出産、子育てや家庭の事情などで仕事を辞めて一時的にブランクができた場合でも、看護師の求人が多いため、復職がしやすく、女性にとっては生涯にわたって働き続けられる安定した職種と言えるでしょう。 ちなみに、男性看護師も増えてきており、最近では7~8%が男性看護師とのデータもあります。

さらに、看護師として活躍できる場所は病院だけではありません。 保育所、小学校・中学校、大学などの教育機関や福祉施設などで働いたり、高齢化社会が進む近年では、「訪問看護」というニーズも増えてきています。 看護師の資格を取得していることで、医薬品メーカーや医療機器メーカー等の一般企業にも就職や転職が可能です。

このように、看護師は様々な場所で需要(求人)があり、慢性的に人手不足ということもありますので、年齢を問わず転職がしやすく自分のライフスタイルに合わせて、勤務先や勤務スタイルを選びやすい職種です。 同時に、安定した収入も得ながらプライベートも楽しめることでしょう。



⑤高齢化が進んでいる日本では、看護師の仕事はますます需要が高まっていく


少子高齢化が加速している日本では、看護師不足が問題となっています。 今後、看護師の役割も多様化し、高い専門性も求められますが、経験を重ね、スキルを磨いておけば、どのような場所でも働くことができます。 地方では大都市に比べて看護師の需要は多く、資格を持っていれば、日本中どこでも働くことができ、将来的にも有望です。




まとめ

    まとめ


    看護師になる方法まとめ 

  • 看護師は「人の役に立てる喜び」や「仕事へのやりがい」を感じられる。
  • 今後ますます必要とされる、プロ意識の高い専門職である。
  • 需要が多いため、収入も安定しており、転職や復職もしやすい。


  • 看護師になるには、看護系学部や看護系大学(4年)、看護系短大(3年)、看護専門学校(3年、4年)に進学して、卒業すると看護師国家試験の受験資格が得られる。
  • 4年制の場合は、看護師国家試験の受験資格に加えて、保健師・助産師の国家試験の受験資格も得られる学校もある。
  • いずれの大学や学校に進学しても、最後は看護師国家試験に合格することで看護師資格が取得できる。
  • 先に准看護師になってから、看護師になる方法もある。
  • 目指せ!看護師!


  • 准看護師学校(2年)に進学すれば、働きながら准看護師試験の受験資格が得られる。
  • 准看護師試験に合格すれば、准看護師資格が取得できる。
  • 准看護師として7年以上の実務経験があれば、通信制(2年)で、働きながら看護師国家試験の受験資格が得られる。
  • 准看護師の資格取得後、看護専門学校(定時制3年)で、働きながら看護師国家試験の受験資格が得られる。

掲載している内容ついては、正確性及び完全性などを保証するものではありません。看護師を目指される場合は、必ずご自身でご確認ください。


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